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[ Shopping mall - Central Square ]


書店"MY BEST SELLERS"とその内部。無論、これもプリレンダリング画像ではなく、フルリアルタイムで表示される。



ショッピングモールの関係者(従業員)用通路。ここにも人影はない。
なお、ここに写っている片足に重心をかけた格好は、ヘザーの待機ポーズ。何も操作せずに放っておくとこのポーズになる。


倉庫にて、パレット(荷物を載せる木製の台)の下に落ちている鍵を拾うヘザー。


廊下にて、謎の女性と出会う。怪物のうろつく世界の中で、始めて出会う人。


ヘザー:
「あの…… 何があったの?」
"Hey... wait. What's goin' on?"
クローディア:
「始まりを迎えようとしている」
"They've come to witness the Beginning."


クローディア:
「人々が失われた楽園を取り戻すために」
"The rebirth of Paradise, despoiled by mankind."
ヘザー:
「何の話? あなたが何かしたの?」
"What are you talking about? Did you do all this?"



ヘザーはショッピングモールを進んでいく内に、もう一つの世界へ迷い込む。廃墟のようにボロボロになった壁と床、甘く錆びた血の臭い、悪夢のような……“裏世界”へ。



裏世界のレストラン。
テーブルの上に用意されたナイフとフォーク。そして皿の上に置かれている、料理されたこれは……犬?
誰がこんなものを……。
ヘザーはその得体の知れない悪意に吐き気を覚える。



床に開いた深く、そして大きな穴。
その奥は、漆黒に埋もれ何も見えない。
落ちれば、命がないことだけは確かだ。



[ Subway Station - Hazel Street Station ]


ショッピングモールのすぐ側にある地下鉄の駅。家に帰るために、ヘザーはここにやってくる。


この駅を使うのは初めてではない。初めてだとしても地下鉄の駅に恐れる理由はない。改札口も、階段もありふれたものだ。だが、暗闇に包まれたその構内は、進むのに躊躇いを覚えさせる。その奥に、何か得体の知れないものを、飼っているかのようで。



轟音を立てて地下鉄はホームに入ってくる。
車内に人影は無い。


ホームに止まる列車に乗り込んでいく。これに乗れば家に帰り着けるはずだが……だが、本当に乗り込んで大丈夫なんだろうか?






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